htmlとcssのみで構成されたウェブサイトは、決まりきったページを訪問者に送信して表示するだけなのに対して、perlなどで書かれたcgiプログラムを利用した動的なページは双方向的なやりとりをすることが可能になります。
例えば、リスティング広告は検索連動広告と呼ばれていますが、これは検索されたキーワードによって動的に表示される広告です。
通常の広告の場合、すべての訪問者にいつも同じものが表示されますが、リスティング広告の場合は、訪問者が検索するキーワードによって、その人のニーズに合ったより最適なものが表示されますので効果が高いものとなっています。
要求されたキーワードによってそれぞれ違う広告を表示するので、動的なプログラムといえますが、このような一方向ではなく、双方向的なやりとりができるという点に大きな利点があるわけです。
静的なページと動的なページでは、ウェブサイトの可能性にも大きな違いが存在します。
もし、ユーザビリティーの高いウェブサイトを作成するのなら、プログラム的な知識が必須ともいえるのです。